嶋守恵之

1967年 北海道釧路市生まれ。 外務省で対米外交や国連外交などに携わる。 2008年 インドでALSを発症。 2011年 気管切開し24時間人工呼吸器を装着。声を失う。 2015年 手の指が動かなくなる。 2016年 視線入力で短編ミステリー小説「情報協力」を書きあげる。 「情報協力」が東京都北区内田康夫ミステリー文学賞審査員特別賞を受賞。 パソコンは視線でカーソルを動かし、口にくわえたスイッチを噛んでクリックする。 パソコン関係の頼りは元パチンコプログラマーのヘルパー。 「ALSはいつかきっと治る病気になる」と信じ、患者の立場から治療研究を促進するなどの患者活動に取り組む。